短期間で7店舗 ! パワフルさを感じさせてくれるベトナムママの味 Hanoi by MeVui(ハノイ バイ メブイ)/サヌール
バリ島のベトナム料理レストラン
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バリ島内に意外と少ないベトナム料理店。出店されたと思ったらいつの間にかフェードアウトしているのが常だったが、今回ご紹介する「Hanoi by MeVui(ハノイ バイ メブイ)」はバリ島内に7店舗プラス、ヌサペニダ島にも展開しているバリで一番熱いベトナム料理レストラン。
ベトナムでも5店舗の「メブイ」を経営していたシェフでもあるマリア氏が2018年にバリ島に初めて訪れた時、文化や人の温かさなど様々な魅力にひかれ2019年には既に移住。レギャンに1号店を出店し、パンデミックを乗り越え遠くはシガラジャなど短期間で島内様々な地域に「メブイ」を展開している。
ベトナム料理で使われる食材とバリの農産物は類似しているとのことで地産地消をモットーとし、バリを優先にインドネシア国内の食材を使用。ベトナム料理と言えばのフォーもバリ米から作っているそうだ。
今回ご紹介するのはサヌール店。サヌール内南、ビーチにも近いチェマラ通り沿い。
ガラス面が多く、殆ど開け放っているので明るく開放感も抜群。テラス席もあるので涼しい朝や夕方には外がお勧め。
ベトナム料理と言えばの生春巻き、ゴイクンはもちろん今日本でもメジャーになっているベトナム風ホットサンド、バインミーもラインナップされている。そして「メブイ」一番推しのフォーの種類がとても豊富なのでまずはフォーをお勧めしたい。
「ハッピーママ」という意味の「メブイ」。バリ島でパワフルなベトナムママの味を堪能するのも良いだろう。
メニューはページが多く、読み物のようになっている。何にしようかめくっていても種類が多く次から次に出ている料理に気が移ってしまう。
キッチンの手前上にも写真メニューが色々。一見フードコートのようなディスプレイだが、天井も高く広々と開放的な店内になっている。
まずフォーとは、な説明を一読。中国料理とフランス料理の両方の影響を受けているらしく、フォーはフランスのスープ「ポトフ」が語源と考えられているそうだ。
フォーハノイのミディアムRp.60K。牛骨を24時間煮込んで仕上げたさっぱりスープにグリルしたサーロインや長ネギなどなど。ライムをキュッと絞って頂こう。
バリ米から作ったもちもちツルンッとした麺はするするとお腹の中へ。ミディアムサイズでも結構ボリュームがあるので食べ応えあり。
天井には迫力のあるインテリアランプシェード。バリ伝統の闘鶏に使われる鶏を入れるためのカゴを模して作られたものだ。
日本人女性に人気のゴイクン(生春巻き)のレギュラー5本入りRp.60K。3本だとRp.45K。その他ヴィーガン用や揚げたものもある。
女性ひとりだとちょっと多すぎるボリューム。
フォーもゴイクンも、と言う人にはゴイクン3本がお勧めだ。
半オープンの店内は昼間はとても明るく開放的。チェマラ通りの行き交う人を眺められるカウンター席も楽しいかもしれない。
メニューには料理の由来やベトナム語の料理名の意味なども書いてあったり写真も多く、見ていて楽しいくオーダーが遅くなってしまう。