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グルメ

辛いが美味い老舗揚げ魚食堂 Warung Mak Beng(ワルン マック ベン)/サヌール

いつも満員大人気の食堂

揚げ魚の食堂を海辺の町サヌールで1941年にクトゥッおばさんがスタートしたのが始まりの「ワルン マック ベン」。
今現在ウブドにも支店はありますが、本店となるサヌールビーチ目の前のお店はいつも満員御礼。
人気があるのもそうですが「ワルン マック ベン」近くにはレンボンガン島などへ行くための船着場もあるため、
船に乗る前、そこで下船した人たちが食事に来る事も多いんです。
バリの人々は勿論、バリ島以外、インドネシア国内のツーリストからも大人気の食堂なんです。

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その人魚像手前左手にある特に目立ちはしない周りと溶け込んでいる建物が「ワルン マック ベン」。
以前はもっと小さいお店でしたが、どんどん拡張しているようです。
目印は小さな入口にある魚の絵の看板のみ。

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時間をずらしていったせいか、この日は珍しく空いていました。
そのせいか、毎回忙しそうにしている店員さんもニッコリとウェルカム。
いつもはいやになるほど満席で、空きそうな席を狙ってその近くで陣取っていないと席に座れないほどの人気の食堂なんです。

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席に着いたら店員さんにオーダーするのは飲み物だけ。
そう、こちらのメニューは揚げ魚と魚の頭のスープ、ごはんのセットのみ。
バリではひとつの料理やひとつのセットメニューのみ販売する食堂も多々あるんです。

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飲み物が到着したと思ったら目的の揚げ魚定食もすぐ運ばれて来ました。
あれ?魚の頭のスープは?っと思うかもしれませんがご心配なく。ちゃんと揚げ魚のお皿の下に隠れています。
魚の切り身、以前より大きくなったような気がしないでもありません。

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こちらが魚の頭のスープ。クトゥッおばさんのご主人のアイディアでできたスープだそうです。
しかも切り身がどっさり、それにキュウリも!と日本人にはスープにキュウリ!? と思うかもしれませんがバリのキュウリは肉厚で大きく、スープに入れると味が染み込み、柔らかくなってとても美味しいんです。
ご覧になっても分かるように赤い物が見えますよね、そう唐辛子。このスープも充分に辛いんですが、辛いもの好きの人やバリの人たちにはたまらない味付けなんです。
スープをご飯にかけて食べるのがバリ流ですね。

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クトゥッおばさんのレシピを受け継いだ揚げ魚。高温で勢いよく揚げているので身の周りはしっかりカリッ、中はホクホク。それに付いてくるリモ(バリのコブみかん)が乗った黒々したサンバル(チリペースト)がまた辛くて病みつきになるんです。
バリの人々の味はサンバルが決め手になるので「○○食堂のサンバルは美味しい」イコール「そこの店は美味しい」と言う言い方をよく耳にします。
それにしても揚げたて熱々なので火傷には充分注意してください。

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昔懐かしい感じが漂う「ワルン マック ベン」は、インドネシア各地から有名人も訪れるらしく、店内にはそんな方々の写真がずらり。有名人のお墨付きの味!ということですね。

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一応テーブルにメニューがありますがこの揚げ魚セットのみ。なので席に座ったら飲み物だけ頼めば自動的に揚げ魚セットが出てくるわけなんです。
食事をしている最中も奥の台所からジャーッという、魚を揚げる音がずっとしています。揚げても揚げてもどんどんお客さんが来ますからねこちらは。

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サヌールの青空、太陽のように店員さんはとても明るく、日本人と分かると一生懸命日本語を話してくれたりします。
店員さん達のユニフォームとなるこのTシャツ、在庫があれば購入も可能なんですよ。

なかなかバリで熱々のものを出す食堂がないのと味に深みのあるスープにサンバル、日本人もリピートいている人たちがとても多い大人気食堂です。
こちらを真似た店が今はとても増えていますが、食べるなら是非、海が近い元祖「ワルン マック ベン」をお勧めです。

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