ローカルや在住外国人に人気の通称「トリッキー・ワルン」 Yukimaru（ゆき丸）／サヌール
日本人好みの和食がずらり。人気の居酒屋食堂
サヌールのバイパスとメインストリートのダナウタンブリンガン通りを結ぶ東西に曲がりくねって走る道、カランサリ通り。
あまり店も少ない住宅地にあるのが日本食をメインとした居酒屋ワルン（居酒屋食堂）「ゆき丸」。
20人も入れないこじんまりとした店構えだが、2018年の年末にオープンして以来在住日本人の常客が増え、
今は在住外国人とローカルに愛されている。
今回はお酒に合うメニューを中心に「ゆき丸」を覗いてみることにしよう。
日本の居酒屋らしく店頭には店名入り提灯。
店主の友人が日本でつくったものを持って来てくれたそうだ。
夜になるとこの界隈街灯が少ない分、この提灯が目立つのでこれを目指して行くと良いだろう。
店の裏には大きな駐車場もあるので、車で来た人は一度店で尋ねて駐車場を使わせてもらうと良いだろう。
店内に一歩足を踏み入れると目に飛び込んでくるお勧めメニュー黒板。お酒に合いそうで、海外に住む日本人が好みそうなものがいっぱいだ。
初めて来店する人はまずこの中から選ぶと良いだろう。
店主お勧め「脱皮したてのカニ、ピリ辛鉄板焼き」Rp.68,000。
脱皮したて、と目にするとちょっとゾッとしそうだが、いわゆるソフトシェル。甲羅もまだ柔らかいのでそのままバリバリ食べられ、ピリ辛味がなんとも病みつきな鉄板じゅーじゅーメニュー。
これは日本人のファンも多いバリ料理のアヤム・サンバルマタをアレンジした「スモークチキンサンバルマタ添え」Rp.28,000。
スモークしたチキンの香りにシャキシャキサンバルマタがたまらないひと皿。
そう、こちらは枠にはまった日本食だけではなく、店主が美味しいと思ったものを色々メニューに取り込んでいるのだ。
「豚バラネキ焼き」Rp.48,000。見ただけでもダイレクトに味が伝わってくるこのひと皿は、お酒のお供でもごはんに乗せても箸が進む。
こちらもお店お勧めメニューのひとつ。
日本食、そして店名でもわかるようにこちらの店主、女将はバリで飲食店歴のながい静岡生まれの由紀さん（写真中央）。
お酒と話すことが大好きな由紀さんに会いたいがために来店する人も多く、冗談好きな気さくな人柄と他店にはないメニューや雰囲気からか通称トリッキー・ワルンと呼ばれているそうだ。
小さなチクワの中にチーズを仕込んだ「チーちく揚げ」Rp.28,000（写真は2ポーション盛り）。
熱々カリッふんわりの後にチーズ！とローカルにも人気の揚げ物メニュー。
そしてまたトリッキーなメニューのひとつ「鶏唐揚げサンバルマタ巻き」Rp.38,000は、日本食とバリ料理の融合的人気巻物。
唐揚げとシャキシャキと歯応えの良いサンバルマタの相性ばっちり。
お酒のお供だけではありません。
麺類、ご飯もの汁物、サラダ、寿司、デザートと家族で来ても楽しめるメニューがいっぱい。
天ぷらや寿司、だけでない日本人が食べたい、いいとこ取りメニューがたくさんある「ゆき丸」。
お酒のお供と共に由紀さんとおしゃべりするバリの夜長も良いかもしれない。
外の席もあるのでビンタンを片手に夜風に吹かれながらもお勧めだ。
！）現在営業時間や内容等変更している場合がございます。ご注意ください。
